死ぬことを考えるということは生きることを考えるということ
「明日死ぬとしたら今日をどうやって生きるか?」
と良く耳にする言葉だが、私はこの言葉を何度聞いても危機感を持てなかった。
「死ぬことを考えるということは生きることを考えること」
という言葉について考えると、危機感が持てた。
生きるも死ぬも同じ日々の中にあって、死ぬ前日になっても私は今のいつものように生活しているかもしれない。
「後悔しないように生きろ」
それは難しく、時間もかかり、いろんな犠牲をしなければ出来ない。
だからこそやる意味があり、後悔しないのだろうか。
だって、後悔しない為に医者になるって言って、明日医者になれるわけじゃない。
後悔しない為に海外に住むって言っても、明日海外に住めるわけじゃないし、海外で働けるようにする為には語学を習得しないといけないし。
「今目の前のことを全力でやる」
これしかないのかな、と思う。
きっとどんなことをしても、まだやれる、まだ良くなると思っているだろう。
だから今できることを全力でやる、これしか後悔しない人生を生きるには無いのかな、と思う。明日死んでしまうかもしれないから、色んな雑念を捨てて、今を全力で生きる。
出来ることをやる。
私はたくさんの人に「ありがとう」と言われて死にたい。
その為にもたくさんの人に貢献できる人になりたいと思う。