杏仁豆腐作ってみた

お湯で混ぜるだけでいい市販の素で杏仁豆腐を作ったことは何度かあった。

だけど、コンビニで売っている杏仁豆腐と味が変わらない、と思ってしまった。

なので、杏仁霜(きょうにんそう)を買ってきて、お湯を入れて混ぜるだけではなくて、自分で砂糖を測ったりして作ってみた。

まず、この杏仁霜の販売しているお店を調べて、カルディへ行った。日曜日のカルディは超混んでて、このたった一つの商品を買うのに長い列を並んで待った。こちらでは600円くらいで購入した。

作り方はこのプラスチック容器に記載されていて、水に砂糖、寒天、を溶かして、そこに杏仁霜と牛乳を混ぜたものを加えて、弱火で火を通すだけ。今容器に移して、冷蔵庫に入れるために冷ましている最中。あっという間にできた。

小学生の頃から杏仁豆腐が大好きだった。

理由はわからない。とにかく独特の味がお気に入りだった。

そう書いている内に理由を思い出した!中華料理屋さんでデザートに杏仁豆腐が出てきて、それが柔らかい杏仁豆腐でとろけるような美味しさで感激した。家でも食べたくて、おばあちゃんに頼んで素を一緒に買いに行ったんだった。

家で作ったやつもとろける食感で、独特の風味も美味しくて、ミルク感もあって、病みつきになったのだった。

中華屋さんに行くとデザートでは必ず杏仁豆腐を頼んで、固いタイプが出てくるとゲンナリしていた笑(作って下さった職人さんごめんなさい;)大人になった今は固いタイプも喜んで食べます。なんて言ったって、杏仁の独特な風味が大好きだから。

この杏仁の独特な風味が好きなのは大人になっても変わらず、今も好きで、さっきパッケージを見ると、杏仁霜の原材料名に、ブドウ糖、コンスターチが入っていたのに気がついて、この粉自体甘いじゃないか、と思って粉だけダイレクトにスプーンに少し盛って食べたら、案の定甘かった。そして予想を超えた甘さだった!ブドウ糖の甘さ、杏仁の風味、その後に残る粉っぽさ感。うん、美味しい、と言うより、好き♡。

4人分を作るのに、砂糖50グラムを入れて、さらに粉自体に砂糖と言うかブドウ糖が入っていて、砂糖水もかけるので、杏仁豆腐に限らず、デザートはそうだけれど、砂糖を自分が考えているよりも沢山使うのね。美味しいからいいけど、たまにじゃないと糖尿病になっちゃうから注意しなきゃ。こんなに砂糖を使うデザートだから、昔だったら、高貴な人しか食べられなかったのかもしれないと根拠のない推測をして、現代に生まれてきて良かった、と思うのであった。